借金ほど怖いものはないとの言葉をお聞きになった事はありませんか?
実は私の経験ではないのですが、この言葉を思い出した出来事が2回ほど身近で起きたので、その事について以下でお話したいと思います。
最初は私の身内の事です。
この人は親が商売をしていて、それを引き継いだのですが、最初は何かと順調だった様です。
しかし、それに慢心したのか、より効率よく儲けようとし始め、また同時に元から持っていた怠け心も出てきた様でした。
そんな折、詐欺に引っかかってしまい、大損したのですが、その現実に対処する事無く、借金やら何やらを重ね、最終的に人間関係を盛大に壊した後に一からやり直しとなってしまいました。
次に、これは知人の話なのですが、その知人は大手企業に勤務していたのですが、親に頭金を出して貰ってマンションをローンで購入したのですが、そこから夜の女性にはまり始めました。
これによって生活も乱れ始め、会社の方も休み始めたり、仕事の方も手抜きが目立つ様になったのですが、これらが切っ掛けで会社を退職せざるを得なくなりました。
そうなると一気にローン返済に困る様になり、最終的にこのマンションを任意売却し、その後はどこかで住み込みで働いている様です。
上の二人は、ただ借金をしただけで人生が大きく変わっただけではないのですが、しかし借金に対して正面から向き合わなかった為、借金で人生が破壊されたのです。
本人たちには不本意な事でしょうが、借金は怖いものなので、きちんと対処しなくてはいけないと言う実例になってしまいました。